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リベルサスの14㎎錠は、どういうときに使うもの?

リベルサスの錠剤は、3㎎、7㎎、14㎎の3種類に分かれています。はじめは3㎎で慣れたあと、多くの方は7㎎錠を服用していると思います。では残りの14㎎錠はどういったときに使うのか、疑問に思った方も多いのではないでしょうか。

日本や海外の添付文書を読むと、7㎎で十分な治療効果がなければ、14㎎へ増量するよう推奨されています。また海外の臨床試験では、体格の差もあるのか、リベルサス14㎎を使用しているケースがよくみられます。基本的に、海外の試験でリベルサスの体重減少効果が認められているのは、14㎎錠を使ったケースがほとんどです。

そのため日本においても、リベルサスの7㎎錠で効果が出ない方や、とくに体格が比較的大きな方は、14㎎錠を使うことを検討してもよいでしょう。私が以前勤めていた美容クリニックでは、ほとんどの方が7㎎錠を使用していましたが、体重減少効果が見られない場合や、体のやや大きな方は、14㎎錠を使用していました。ただし、基本的に安全性の高い薬ではありますが、14mg錠を服用中に副作用が出た場合は、7㎎への減量を検討しなければなりません。

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